人材育成

適材適所は大きく3つの人材育成を進めてきました。その3つとは、現地業務を通じての人材育成、国内での人材育成、そして、社内での人材育成です。

現地業務を通じての人材育成では、カウンターパート担当関係者の育成、ローカルコンサルタント等のリソース人材の育成、そして、現地受益者の育成にあたっています。現地では、日本の考え方を押し付けるのではなく、その国や地域での制度や文化にも配慮して人材育成を進めています。

国内では、国際協力の舞台での活躍を志す人材の育成、大学のキャリア教育を通しての学生の社会人基礎力の育成、そして、キャリアコンサルタント(国家資格)を目指す人の傾聴スキルと対人支援スキルの育成を図っています。国際人材の育成については、毎年実施されている国際協力キャリアフェアにおいてオープニングセミナーを担当し、国際協力の仕事に就くために重要となる考え方とスキルについて解説しています。

社内での人材育成では、知識、能力、経験を軸に、社員全メンバーが社員全メンバーの理想の実現のために育成にあたっています。特に若手人材に対しては、人材の確保、養成、育成の段階にも配慮して手厚く対応しています。

「教える人は、教えられる人の10倍の知識、能力、経験が必要である」と聞いたことがあります。私たちには、本当に、人材の育成にあたり、育成される人の10倍の知識、能力、経験があるのか・・・必ずしもそうとは言えない部分があると思いますが、育成するための不断の努力を怠らず、育成される人からより多くのことを吸収して、充足していきたいと考えています。