Contents
適材適所のメンバーがJICAの技術協力プロジェクト「ウランバートル市における障害者の社会参加促進プロジェクト」の専門家(チーフアドバイザー)としてモンゴルで活動しています。(プロジェクトは終了済み)
JICA専門家・チーフアドバイザー千葉寿夫
皆さん、こんにちは。
私は、2016年5月からモンゴルに派遣されてます。モンゴル政府は、2009年に障害者権利条約を批准し、2012年より人口開発・社会保障省(当時)の下に障害者開発課を設置しました。そして2016年には障害者権利法を制定するなど、障害者の社会参加の促進に積極的に取組んでいます。
一方で、障害者は依然として多くの社会的障壁に直面し、公共交通機関や建物のバリアフリー、コンピュータ機器や手話などの情報アクセシビリティ、福祉機器や支援技術等、様々なものが不足しています。そこで本プロジェクトでは、ウランバートル市において障害者の社会参加を促進するために、社会的な障壁の削減を目指し日々活動をしています。
具体的には、障害統計や情報の整備、物理・情報アクセシビリティの改善、障害問題の啓発と意識改革、NGOや障害者団体さらに行政機関の人材育成などです。またチーフアドバイザーとして、活動全般の活動計画や予算、カウンターパートとの業務調整、JICAとの協議や進捗確認などの業務管理もしています。
日々の活動やプロジェクトの詳細は、プロジェクトのフェイスブックやJICAウェブサイトで公開されていますので、ぜひ御覧ください。
Website: https://www.jica.go.jp/project/mongolia/015/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/jicadpub/
ウランバートルは、冬にはマイナス40度くらいまで寒くなることもありますが、24時間暖房があり、食事は美味しく、人も優しく、仕事もするので快適に生活しています。また夏は湿気もなく爽快で、草原や乗馬を満喫できますので、ぜひ皆さんチャンスがあれば訪問してください。