2025年1月23日、JICA人間開発部様と弊社の共催で、JICA社会保障・障害と開発分野プラットフォーム内の勉強会として、オンラインセミナー「ケアとサポートシステムの変革:国際連合人権高等弁務官事務所(UN Human Rights)の報告書から学ぶ」を開催しました。
講師として、国際連合人権高等弁務官事務所(UN Human Rights)ジュネーブ本部から服部あさ子様(人権担当官・女性の人権とジェンダー部)とFacundo Chavez Penillas様(障害アドバイザー・障害者の人権)をお招きし、弊社コンサルタント齊藤記子が司会を務めました。
当日は国外からの参加者も含めて40人以上がオンライン参加し、セミナーでは手話通訳及び字幕が提供されました。
勉強会では、服部様が「ケアとサポート」に関する報告書の理論的な背景や、ケアとサポートを必要とする人・提供する人、双方の権利保障の重要性等について、またFacundo 様が現場での実践的な取り組み、特にアルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、パラグアイのラテンアメリカの法律、政策、実践について紹介してくださいました。
質疑応答や感想共有の時間では活発な議論や意見交換がなされ、参加者からは「理論と事例が両方あってよかった。」「サポートとケアについて人権から考えるということは初めてで、それをどう実際に政策に活かすか考えることができてよかった。」等の声が聞かれました。

勉強会の様子