こんにちは。適材適所の「ひとり事務局・K」です。
前回の投稿の冒頭分を見返すと、「4年ぶりの投稿」とありました。今回は2年半ぶりです。約半分の時間に短縮できたとは言え、ちょっと間が空いてしまいました。ようやくコロナ禍がおさまり、以前のような生活に戻ってきましたが、単独型案件を主としている我が社にとっては、厳しい状況であることに変わりはありません。「応札する案件は確実に受注する!」をモットーに掲げつつ、(あくまでも「モットー」であって実際は毎回熾烈な戦いを強いられています。)この8月にどうにかこうにか18期に突入いたしました。
ところで、私が入社して12年が経ちました。小さな会社ですが、この間多くのメンバー(コンサルタント)が入れ替わりました。ここ数年は12名のメンバーが固定となり、まるでひとつの家族のようです。家族といってもかなりの個性派揃い。一つの会社に所属してはいますが、実際は各々が責任をもって独立しているメンバーの集合体という方がしっくりきます。彼らは常に在宅勤務ですので、唯一顔を合わせられる月イチの月例会議はとても重要となります。まずは、近況報告からスタート。そして、今後の応札や業務上の疑問等の相談ができる大切な時間なのです。ただ、海外在住組は日本時間にあわせての参加となるため、どうしても超早朝ミーティングとなってしまうのが悩ましいところです。
そんな中、事務を担当している私はコンサルタントたちとは少々立場が変わってきます。各メンバーの応札案件に係るプロポーザルのサポートからはじまり、契約、精算、請求業務などに携わっています。航空券の手配や日当宿泊費、また、社内の経費精算など個別に対応しています。案件以外には、引っ越しをして住所が変わった、子どもが就職をしたので扶養から抜ける、病気による疾病手当の手続きのような総務的な業務もあります。なんと言っても、「ひとり事務局」ですから何でもやります。各メンバーと様々なやり取りができることは、ひとり事務局の特権とも言えるでしょう。
女子が8割を占める我が社では、一時期出産ラッシュがあり、立て続けに産前産後休暇や育休の手続きをした記憶があります。図々しくも「お子たちの画像を送って~!」と、忙しい彼女たちにお願いをし、画像を眺めては勝手におばあちゃん気分に浸っていました。時の流れは速いものです。可愛い赤ちゃんたちも、今では小学生となりました。かくいう私も、入社当時大学生だった娘が就職、結婚、出産を経て、二人の孫を持つホンモノのおばあちゃんとなりました。自分でもびっくりの展開に驚きが隠せません。
我が社の規約には、恐ろしいことに「定年の定めはしないものとする。」と記載してあります。5年前までは、正直、年齢について何も意識していませんでした。アラカン真っ盛りの今、いろいろと考えるようになってきました。最近の自分の業務パフォーマンスは低下していないだろうか?と、夜な夜な一人反省会を行う日々です。つい最近一人暮らしの母に大きな病気が見つかり、検査や診察の付き添いで業務を休むことが増えました。そのため、メンバーには心配や迷惑をかけていることも事実です。この先、自分自身や家族に対して何が起きるか誰にもわかりません。定年がないとは言え、いつまで今の働き方を続けられるのか?適材適所という私の居場所を今後どのように変化させていくべきなのかを考える時期に入ってきたのかもしれません。自分の老いを認識しつつ、今の自分ができるベストな対応を見つけていきたいと思っています。
それでは、みなさま、次回またお会いいたしましょう。ごきげんよう。